本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)

本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)

貸してもらって読んだ。


「好きだと思う」

言われて読んだら本当に好きだった。
なにこのエッセイ!おもしろすぎる。
文庫本を読んでいて声を出して笑ってしまったのははじめてな気がする*1


文章の締めが上手いというか綺麗だと思う。
歌人ならではなんだろうか。


くだらないことを書いているなーと一見おもうのだけど
その視点のおもしろさにやられる。
かと思えば共感出来過ぎてしまう部分にハッとしたり
日常での出来事への受け取り方に感動したり。


僕が憧れる文章が具現化されていた。
当分の間、諸に影響を受けていそう*2

*1:電車の中では舌を噛んで耐え忍んだ、わたしは昭和の人です。後期と言うか末期ではありますが

*2:その前に語彙の絶対数を増やさなければ。という大きな大きな壁があります